3 月 の コ ラ ム

平成15年3月23日(日) 指導者の立場

 ただいま松本市サッカースポーツ少年団連合会の指導者部会から帰ってきました。残念ながら、わたしはこうした会議があることを今まで知りませんでしたし、したがって、今回はじめて出席させていただきました。

 で、その感想ですが・・・。

 まあ、わたしはまだまだ新参者の指導者(?)ですから、過去の経過を知っているわけではないですし、現状把握もおぼつかないので、とりたてて建設的な発言はできませんでしたが、それでもなんとか自分の立場だけは明らかにしたつもりです。
 今までも、グランドやこの日記帳でわたしの考えを述べてきたと思いますが、新年度を迎えるという絶好のタイミングでもありますので、この際、自分の心構えを書き留めておこうと思います。

一、試合をするからには勝ちたいと思います。優勝もしたいです。しかし、それを最終目標にはしません。 (一喜一憂するところがスポーツの面白みですが、それだけでは子どもは育たないと思います。それをきっかけにして何を教えるかが、わたしの立場です。)

一、子どもたちが、サッカー嫌いにならないように育てていきたいと思います。優秀なサッカー選手にすることは目標にはできません。(きょうの練習はおもしろかったなぁ。試合をするのが楽しみだなぁ。そう子どもに思ってもらえたら最高です。優秀な選手を育てようにも、残念ながらわたしには知識も技術もありません。)

一、練習は週1回か、多くても2回。それ以上はわたし自身、物理的に無理ですし、子どもたちがわたしにかかわる時間がこれ以上増えていいとは思えません。(こんなわたしでも、大好きなサッカーをしている子どもたちに対して少なからず影響を与えていることに自覚的でありたいと思います。それに燃え尽き状態に陥った中・高生も見ていますし・・・)

 さて、今日の指導者部会は、つきつめていえば松本の少年サッカーのレベルをどうやって上げていくかという議論だったように思います。いくつか新しい試みが提案されましたし、現状に対する不満のひとつふたつもありました。とにかく、指導者の皆さんの必死の思いはよくわかりました。
 しかし、どうやらわたしは因って立つ前提のところで置いてけぼりを食ってしまったようです。「少年」はともかく、「サッカー」あるいは「サッカー界」のことはまったくわかっていなかったようです。怒号と罵声が飛んできそうで、うつむいてしまいました。

 松本市サッカースポーツ少年団が学区割りになっている以上、子どもたちや保護者の方がたにはチームを選択する自由が限られています。しかも、当少年団は数少ない指導者陣ですので、わたしの指導を受けざるを得ない確率も必然的に高くなってしまいます。
 ですが、わたし自身は多様な考えの全てを満足させるような言動はとれませんし、自分の立場を変えようという気もまったくありません。もし、明善サッカーを最強のチームにしてもらいたいとお考えなら、うちの子どもをJリーガークラスの選手に育てて欲しいとお考えなら、すみませんがそのご期待には添いかねますので、悪しからずお許しください。

平成15年3月16日(日) “いつ”走るかだ

 卒団式が終わりました。
 個人的にはたいへん残念ながら、そして、卒団生のみなさんや保護者のみなさんに対してはたいへん申し訳なかったのですが、事情により、出席できませんでした。

 それぞれが、それぞれの思いで、過ぎ去りし日のさまざまを、涙まじりに語られたようですね。

 わたしは、保護者会長さんに卒団生一人ひとりになにか一言を残してほしいと頼まれていながら、そして、それを約束していながら、果たすことができませんでした。一度は、パソコンの前に座り、みなさんと同じように過去をふりかえりながら、卒団生の顔を思い浮かべてキーボードをたたき始めたのですが・・・。

 今年度の役員さんにご苦労いただいて作成された文集に、ヨハン・クライフの名言が掲載されています。

 「サッカーでは、100mより30mから40mを速く走ることが重要だが、もっと重要なのは“いつ”走るかだ。」 

 至言です!

 人の生きかただって同じでしょう。“いつ”走るか!です。

平成15年3月8日(土) 松本ジュニアトレセン

 1月31日に行われた松本市ジュニアトレセンセレクションの結果が発表になりました。当少年団からは4年生の4名が選ばれ、4月からは新5年生の松本市代表として活躍することになります。
 いまの4年生を中心としたCチームは、昨年度のエール杯優勝をはじめ、今年のテレビ松本杯やサラダ街道杯、エンジェル杯など、いくつかの大会で成果をあげてきました。それは、選手個々のスキルによるところが大きく、チームとしてのまとまりはこれから、といった感じでした。ですが、Bチーム。そして、Aチームで戦っていくなかで必要なのは、ひとりひとりの個性をチームの中でどう発揮していくかという点だと思います。セレクトされた4人の選手が明善サッカーの仲間とどのような関係を作っていくかによって、チームはよくもなり、わるくもなると思います。ジュニアトレセンの中で、それを学び明善サッカーに持ち帰ってくれれば、より大きなチームに育つことになるでしょう。

 残念ながら、今回のセレクションに漏れた選手もいますが、わたしはかれらのサッカーを愛する気持ちに敬意を表し、そして、チャレンジ精神に拍手を贈りたいと思います。セレクションまでの毎日、人知れずリフティングに汗した選手もいました。入団以来、一生懸命先輩のプレーを見て学び、仲間を励ましてきた選手もいました。もし、かれらがいなかったら、今回セレクトされた選手は、そもそも、セレクションに参加することすらできなかったろうと思います。かれらのがんばりが仲間をジュニアトレセンに導いたのだと思います。

 “マイアミの奇跡”とよばれたアトランタ五輪のブラジル戦に出場した選手たちは、今、プロサッカー選手として一番アブラののった年代です。しかし、あの時大活躍した城選手(横浜FC)や前園選手(安養=Kリーグ)の名前は、最近、さっぱり耳にしなくなりました。なぜでしょう?あの時のチームメイトだった中田選手(パルマ=セリエA)はもとより、鈴木選手、田中選手、服部選手(ジュビロ磐田)や伊東選手(清水エスパルス)は今も活躍しています。なぜでしょう?
 プロ選手とジュニア選手。もちろんサッカーをする環境や技術は天と地ほどの違いはありますが、人間としてどう生きていくか、成長するか、という点ではあまり違いはないように思います。

 楽しみにしていた6年生の閉校式トーナメントは中止になってしまいました。この大会は、いまの6年生のすばらしいチームワークを5年生以下に伝える絶好の機会だと考えていたので、かえすがえすも残念でしかたありません。新チームも6年生をお手本にして、いいチームに育ってもらいたいものです。

平成15年3月3日(月) 土の上を駈ける感触

 きのうは、ほんとうに久しぶりにグランドでの練習をしました。体育館での練習やフットサル大会も新鮮だったと思いますが、やはり、あたたかな日差しのなか、土の上を走る感触は、また格別だったと思います。

 1〜3年生は、冬の練習の成果もあって、足にボールがきちんとあたるようになったと、ごうづコーチが言っていました。新しい友だちも仲間入りしてくれそうで、ますます、活気づいてきました。

 一方、4〜6年生は、いきなり本格的な練習をしてみました。広いグランドの左右を目一杯使って走り込みながらのシュート練習は、久しぶりということもあり、かなり身体にこたえたと思います。最後のゲームでは、あと一歩の踏み込みが弱くなり、パスミスやシュートミスにつながっていました。

 ところで、来週はほんとに、これで最後の六年生の試合です。まずは初戦!
 一本のパス、ひとつのランニング、そしてフィニッシュと、すべてに六年間の思いを込めて、楽しくそして精一杯戦ってほしいと思います。

 

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