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vol.145 平成17年3月21日(月) ひろいグラウンド 

 こんどは九州の地面がゆれました。さくねんから、日本のあちらこちらで災害がつづき、気の休まるときがありません。九州のサッカー小僧たち、大丈夫でしょうか。おみまいもうしあげます。
 明善学区にも、牛伏寺断層(だんそう)という有名な地震の巣があります。中山団地の東側のガケがその断層なんですが、今から1243年前、すなわち奈良時代の終わりごろ、長野県から岐阜県にかけておそった超大がたの地震によってできた断層なんだそうです。文部科学省の地震調査研究推進本部によると、この牛伏寺断層で、今後30年以内にマグニチュード8程度の地震が発生する確率は14%、100年以内だと41%の確立で地震がやってくるのだそうです。それにしては、
わたしたちいざという時のそなえができているでしょうか。

 のっけから地震のおはなしで恐縮ですが、モコモコした土のグラウンドでボールをおいかける団員たちのすがたを遠くからながめながら、このところの列島各地の異変を見聞きしつつ、いつ身近なできごとにならないともかぎらないと思ってしまったもので。。。
 それにしても、6年生がいなくなったグラウンドは、なんだかとても広くみえたのは、わたしの気のせいでしょうか。「新」6年生以下、団員一同のなかには、新顔もチラリホラリ。どことなく雑然とし、まとまりには欠けていましたが、笑顔あり、笑い声ありの練習風景でした。

vol.144 平成17年3月14日(月) ラスト・ゴール 

ぼくは明善に入れてよかったと思っています。
僕がここまで頑張ってこれたのは、みんながはげましてくれたおかげだったと思います。
つらいこともあったけど、楽しい思いでがたくさんできました。

卒団の文集につづってくれたユウタの言葉です。6年生になったユウタは、仲間とのふれあいができない一時期がありました。グランドでかれの姿がみられない日が何日もつづきました。いつもニコニコ笑顔のユウタでしたが、おそらく、その小さなムネをいためる、つらくて悲しいできごとがあったのでしょう。でも、かれは最後までかれ自身の意志で明善サッカーをやめずにいてくれました。年賀状には「いつかまたユウタの姿をグランドで見たい」と願いをこめました。

先週の日曜日。あいにく連合会の閉校式トーナメントは中止となりましたが、仕事明けで飛び込んだ練習会場にユウタのすがたがありました。長いあいだ、おやすみしていたとは思えないハツラツとした笑顔がありました。

そして、卒団式。みんな、紺と黄色のおなじみのユニホームをそでに通して、下級生とのラストゲーム。前半は、下級生の勢いにおされ0:1の苦しい展開。迎えた後半、イクヤの「大黒」シュートが決まり同点。タクからのハイボールをタクミがきれいに頭であわせて逆転。コウタがユウジロウが守備を固めた終了間際。ゴールキーパーがファンブルしたボールを求めて、ゴール前に疾駆するユウタ。
ゴールの笛を吹くくちびるが震え、目玉の奥がジーンと熱くなった瞬間でした。

ユウタに駆けよるタカノリ、ユウトそしてユウキ。みんなこの瞬間をまっていました。相手になった5年生も4年生も、みんなこの瞬間をみていました。ミノルやショウゴにもみせてあげたかった瞬間でした。

ぼくは明善に入れてよかったと思っています。

ありがとうユウタ、ありがとう6年生のみんな。

vol.143 平成17年3月6日(日) 6年生から下級生へ 

 6年生最後の松本少年サッカー連合会閉校式トーナメントは、あいにくのグラウンドコンディションのため中止となりました。このトーナメント大会は、季節柄、毎年実施が危ぶまれるなか企画されており、このところは1年おきに中止になっているような感があります。

 ということで、きょうは全学年が集合した練習に切り替わりました。

 6年生の練習では、自分たちでメニューを考えて自主的な練習。かけ声にあわせて、1対1や3対3など変化をつけてトレーニングをしていましたが、久しぶりに姿をあらわしたユウタをはじめ、みんな笑顔一杯でボールをおいかけていました。
 かれらを追いかける4・5年生はゴウヅコーチのもと、基礎的なトレーニングをこなしていました。ドリブルやパスなど、スピードやチカラでは6年生に及ばないものの、ずいぶんたくましく成長してきました。新Aチームをになうかれらの活躍がたのしみです。
 3年生以下はショウジ代表とともに、1対1のトレーニング。競り合い、ドリブル、ボールキープ、ターン、突破、パスなど、中身が一杯詰まった質の高い練習をこなしていました。仲間同士で行う4対4では、キャプテン役の子が円陣の中心になって「ぜったい勝つぞ!」と声をかけるなど、先輩たちをまねた姿に、ほほえましさをかんじました。

 さいごは、記念誌のため(?)に6年生の記念撮影。かれらが獲得した賞状やカップを思い思いに手にして、これから飛び立つかれらの原点になる一枚の記念写真です。
 来週は、いよいよ卒団式。感無量、この上ありません。