Matsumoto City Meizen Junior Soccer Club since1985 

 

 

2005年6月のコラム [PR]
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vol.167 平成17年6月27日(月) みんなのびのび、力強く 

 松本北の中山コーチ、西原コーチと一緒に指導者講習会を学んだ縁で、今回のフレンドリーマッチができました。
 雨乞いをしたくなるほどのカラカラの暑い日が続き、日曜日もたいへん暑かった。子どもたちも頭に濡れタオルを乗せ、水分補給も頻繁にし、顔を紅潮させながら指示を聞いていた。
 6年中心のチームは郷津コーチにまかせ、私は5年中心のチームを担当した。
 今回、初めて4年生のアカザワ・ダイキ、お兄さんになったオアナ・リョウマ、マエザワ・タクミがAチームに合流した。はじめは緊張して動きがぎこちないところもあったが、次第に慣れていった。
 ゲームで特に収穫があったのは、左サイドバックのサイトウ・ユウキ。いままでMFをすることが多かったが、守りも安定してきたし、攻め上がる意識も体力もあり、良い発見をした。タカヤマ・コウイチも、トップ下やFWよりもボランチやバックからの攻め上がりで良い動きができていた。ハッタ・リョウマもディフェンスで相手にプレスをかけ続けていた。イマイ・ワタル、どんどん相手にプレスをかけ、動きの連続性ができてきた。フルタ・マサキ、サイドからの攻めあがりはますますミガキがかかってきた。ハルキはキーパーだけでなく、突破のテクニック、シュートの意識がしっかりある。
 5年生は、しばらく6年生の中で厳しい試合でもまれ、プレスのかけ方が上手になり、仲間に声をかける意識ができてきた。ホクトとコウイチはしっかりコーチングもしていた。4年生にも声をかけて指示を出し、4年生もやりやすかったと思う。
 今回のゲームでは攻撃がほとんどサイドからで相手も守りずらかったと思うが、チャンスの数は多くても得点にはなかなか結びつかなかった。フィニッシュの課題はあるがこれからです。みんなのびのびプレーしていた、それがなにより、このフレンドリーの収穫でした。
 来週のカタクラモール杯はみんな、のびのび力強くプレーして欲しい

(今回のコラムはサトウ・コーチが書いてくれました。)

vol.166 平成17年6月26日(日) きょうは、おかあさんたちといっしょ 

 ショウジ代表のご配慮で、4年生以下のみんなは緑のしばふの上で、おもいっきりサッカーを楽しめたことと思います。
 そして、子どもたちが何よりうれしかったのは、おかあさん、おとうさん、そしておじいちゃんまで、いっしょにサッカーを楽しんでくれたことだろうと思います。ドリブルでおかあさんたちを抜いた時の、得意そうな顔。得点を決めたときのうれしそうな顔。かれらは、たぶんにおかあさんたちを意識したプレーをしていました。
 おかあさんたちにとっても勉強になったことがあったのでは?と思います。
 ふだんはグラウンドの外で「がんばれ!」「負けるな!」「走れ!」と声をかける専門ですが、いっしょにプレーをしてみることで、サッカーがどれだけ楽しいか、子どもたちがふだん、どれだけ苦しい中でプレーをしているか十分体感できたと思います。また、スローイングのやり方やオフサイドまで、サッカーのルールについても、少しは理解していただけたのではないでしょうか。

 思うに、小学校へあがってから、息子と一緒に汗をかいて遊んだことって、どれだけあるでしょうか。保育園、幼稚園時代ぐらいまでは、おそらく息子といっしょに公園などで一緒に遊んでいたはずです。ところが、成長するにしたがって、男の子の運動能力をもてあまし、つい、外で一緒に思いっきり遊ぶことを避けてきていなかったでしょうか。
 土曜日の明善中学校。グラウンドの片隅には黙々とサッカーをしている一組の親子が姿がありました。高校2年生になる親子です。いくつになっても子どもは子ども。あの親子は、小学生時代からいつも二人で、時には弟も交えて三人で、黙々と自主トレに励んでいました。
 小学生になり、ちょっぴり親離れをしたように見える子どもたちですが、おかあさんやおとうさん、そしておじいちゃんやおばあちゃんが自分の方を向いていてくれないと、やっぱりつまらないと感じる年ごろです。いっしょにサッカーを楽しむことで、子どもたちの目の輝きは違います。

 明善サッカースポーツ少年団には、代表以下9名のコーチが在籍しています。そして、指導者は子どもの数だけ、いや、子どもの数以上いると、わたしは考えています。保護者のみなさんは、ただのサポーターではありません。子どもたちは、コーチはもちろんのこと、みなさんのことも熱いまなざしで見つめています。
 これからも親子でサッカーの機会をつくります。ぜひ、子どもたちと一緒にいい汗をかいてあげてください。(ただし、くれぐれもケガのないように・・・。ネ、アカハネコーチさん。)

 

vol.165 平成17年6月23日(木) 素敵な会話を楽しむように 

 日本代表が出場したコンフェデレーションズ・カップ(連盟杯)。来年のW杯と同じく時差8時間のドイツで開催されたこの大会は、U-20世界大会とともにいずれも深夜から未明の時間帯だったため、皆さんいささか寝不足になったのではないかと思われます。

  日本は、メキシコ、ギリシャと戦って1勝1敗。今日未明のブラジル戦に勝てば、決勝トーナメントに進出とあって力の入った好ゲームとなりました。
 まずは前半開始早々。オガサワラからのスルーパスを受けたカジが、ゴール左にクリーンシュートを放って先制。と思いきやオフサイド!(「おい!ほんとかよ〜」という大声が、深夜のわが家に響きわたりました)前半10分頃、シュンスケがボールコントロールにもたついているところを、ロナウジーニョに奪われカウンター。2対2の場面を難なく突破されて0:1。ロビーニョのオフ・ザ・ボールの動きはお手本のようでした。このあと、カカが柔らかなトラップからシュートするもポストに弾かれたり、オガサワラからのFKに頭で合わせたヤナギサワのシュートがクロスバーに当たったり、と手に汗握る展開が続きました。
 前半30分。今度はシュンスケがお返しをする番。ヒデからフクニシへつないだボールがシュンスケに、ゴールをきちんと確認し左足をふり抜くと、ボールはドライブがかかった状態でゴールネットへ突き刺さり1:1の同点。数少ないミドルレンジからの積極的なシュートが功を奏した得点でした。
 しかしその直後、またもロナウジーニョが見せてくれます。左ロビーニョからのグランダーのクロスにサントスの斜め後ろ(ディフェンダーの死角)で待ち構えたロナウジーニョが飛び込み、軽く右足に合わせて1:2。日本のペナルティーエリア周辺で繰り広げられる「素敵な会話を楽しむような」パス交換の集大成のような得点でした。

ブラジルといえばワンタッチでの軽やかなパス交換。決して無駄なロングパスを通さず、ショートパスを小粋に決めて相手ゴールへ迫る。特に前半終了間際に見せ付けられた「素敵な会話」に、わが日本代表は口を差し挟むことすらできない。なんとも楽しいサッカーです。

後半は、タマダをオオグロに、オガサワラをコウジに代え、ヒデをシュンスケと同じトップ下にあげて、いよいよ攻撃態勢が整えました。しかし、ゲームのほうは一進一退。後半30分には、スズキを投入しましたが(やはり)効果なし。このまま敗退かと思われました終了間際。サッカーの神様(それってジーコのことだっけ?)は、粋な計らいをしてくれました。相手ペナルティーエリア前のFKです。シュンスケの蹴ったボールが右ポストが弾いたところをオオグロが飛び込んで2:2。
 ロスタイムには、カジからのクロスに左ポスト付近でオオグロが頭で合わせて、あわや逆転という場面を演出してくれました。

日本代表は、得失点の差で惜しくも決勝トーナメント進出はなりませんでした。今の力でドイツとどれだけの戦いができるのか見てみたい気がしましたが。とはいえ、準決勝は2002年W杯の決勝戦と同じブラジル対ドイツです。しばらくブラジルセレソンたちの「素敵な会話」に耳を傾けてみましょうか。

 

vol.164 平成17年6月19日(日) ほんとうに楽しいサッカーって 

 vol,149で「負けちゃったけど、楽しかった!」という感想を口にした4年生以下のチームを、ほほえましく受け入れたヒラリンでしたが、さて、ほんとうに楽しいサッカーって、どういうサッカーなんでしょうか。
 きょうのテレビ松本杯は、対戦成績からいえば「よく、がんばった」ゲームでしたし、決勝トーナメント進出も夢ではありませんでした。しかし、今のCチームが抱えている課題が、最後の最後に出てしまうあたり、やはり、松島さんとは大きな差があったと認めざるを得ません。

 「集中!」。「しゅうちゅう」。言葉にすれば、たったこれだけのことですが、松島さんとわがCチームとでは、この単純な言葉を理解でき、実践できるか、という点で大きな差があると思います。
 今、チームはどういう状況にあるか(どうすれば決勝トーナメントに進出できるのか)。そのためには、チームとして何をしなければいけないのか。相手のゴールにシュートを決めるたびに、そのボールをすばやくひろい上げて、センターサークルにボールをもどす松島イレブンの姿を見ながら、チームとしての意識の高さを教えていただいたような気がします。

 仲の良いお友だちとサッカーボールをケルことは、確かに楽しいでしょう。一人ひとりが一生けんめい戦えば、たとえ負けゲームでもスガスガしさが残り、「楽しい!」と実感できることと思います。それもマチガイなく「楽しい」サッカーにちがいありません。
 でも、もっと楽しいサッカーって、チーム全体がひとつの目標に向かって全力をかたむけたという「楽しさ」なんだろうと思います。
 サンチルさんとのゲームに勝って、チームのテント前にもどった時に、お父さんやお母さんたちは拍手で迎えてくれました。松島さんとの戦いに引き分けても、やっぱりお母さんやお父さんたちはハクシュしてくれました。さて、選手諸君。みんなは、あのあたたかなハクシュに対して、心から「ありがとうございました。」といえたでしょうか。
 ケイイチのお父さんが、青いビニールシートに落ちているゴミをかだづけようと声をかけたとき(いや、ほんとうは言われる前に)、なん人の団員がそれに気がつき、かたづけることができたでしょうか。

 きょう、マエザワコーチは「チームメイトのミスを責めずに、みんなでチームメイトをもり立てていこう」というテーマでゲームにのぞみました。そして、それは見事に達成することができたようです。みんな、やればできるはずです。
 次のマクドナルド杯では、ひと回り大きくなったCチームの力をみせてください。そして、サッカーの本当の「楽しさ」を、ぜひとも味わいましょう。

 

vol.163 平成17年6月7日(火) 残念、でもナイスゲーム!

 先週の全日本予選1、2回戦。わがチームは、残念ながら初戦敗退してしまいました。ほんとうは、このコラムは再来週に残しておきたかった。もっと、もっと子供たちに経験させてあげたかった。でも、結果は結果として、受け止めなければなりません。子供たちは精一杯やってくれました。反省点があるとすれば、日々の練習において個々のスキルアップ、そして自由な発想を引き出すトレーニングをもっと工夫してできなかっただろうか、反省しきりです。
 しかし、ヒラリンコーチがいうように、ここで立ち止まっている場合ではありません。この敗戦、いや、ゲーム内容をもとに、さらにレベルアップしていく必要があります。逆に、豊科南
SSSという県内でも有数の強豪チームと戦えたことは幸せでもあり、子供たちにも自信になったことと思います。豊科南さんには、昨年の成績を上回る頂点をめざし、健闘することを祈っています。

  さて、試合内容はというと、前半は相手キックオフから始まりました。
 豊科南さんは一回戦を勝ち上がっているだけあって、予想どおり、最初からすばやいプレスでどんどんプレッシャーをかけてきます。こちらも、ボランチを中心に相手ボールを奪いにいく。ところが、奪っても奪い返される一進一退の攻防がしばらく続く。相手のロングボールがディフェンス陣のウラを突いてくる、わがチームが誇る
DF陣は、ひとり抜かれても次から次とカバーリングに入る。素晴らしい連携プレーです
 
そして、前半のなかばあたりから少しづつ明善らしさがみえてきました。奪い取ったボールをショートパスで前線につなぎはじめ、
FWにボールが入る。しかし、相手のDF陣をなかなか切り崩せない。相手のウラにスルーパスが通っても、DF陣にうまくラインコントロールされてオフサイドになってしまう。(最近の我がチームの課題はこれなんです、しかし、パスの出し手と受け手の呼吸が合うようになれば、決定的チャンスになるので、決して悲観していません、むしろうれしい課題です。)前半のチャンスといえば、コーナーキックからのこぼれ玉をFW(誰だかわからなかった)が足を出すもポスト横に惜しくもはずれてしまう(おしい!)。
 
前半のなかばすぎ、相手の強烈なシュート。GKハルキがキャッチしたがゴールインの判定。とうとう相手に先制されてしまう。それまで必死にゴールを守ってきたハルキ。よくあの強烈なシュートをキャッチした!それだけで十分です。たいしたもんだ。
 試合終了後、この判定をめぐり保護者のあいだでちょっぴり物議をかもしたそうですが、さすが明善サポーター。最後は「やっぱり審判の判定は絶対だよね!」で終わったそうです。ハーフタイムにベンチにもどった選手のなかで、あの判定に不満をもらす選手は、もちろん一人もいませんでした。そして、チームキャプテンの一言。「あれは入ってたよ。俺、見てたもん。」選手みんなの気持ちを代弁した言葉。当たり前のことだけど、みんなしっかりフェアプレー精神をもってるぞ!(ちょっと感動)

 前半は01のまま終了。後半は明善のキックオフで始まりました。1点を取り返すべく、選手たちは必死です!ボールに何度も何度も食らいついていく、ピンチにもからだを張ってふせぐ!もう、細かいことはいいません。みんなの勝ちたい気持ちがひしひしと伝わってきました。善戦およばず、試合終了のホイッスル。でも、最後まで明善Aチームの意地をみせてくれました。よく頑張った、ナイスゲームだったよ!
 同じピッチにたてなかった選手たちも食い入るように試合を見つめ、時には声を出してみんなを励ましてくれました。本当は、全員出してあげたかった。でも、ゴメンネとはいいません、くやしさをバネに今度ピッチに立つのは、君たちだ!

  試合終了後、豊科南の監督さんから「いいチームですね。今度はぜひ(ガチンコで=とウチダさんはおっしゃいました=ひらりん注釈)練習試合をしたいですね。」と、ありがたいお言葉をいただきました。ホットすると同時に、わがチームの選手たちを誇りに思う瞬間でした。
 明善サッカーのみんな、これからもドンマイ攻撃でがんばろうぜー!

(今回はゴウヅコーチの熱のこもったコラムです。当日わたし=ひらりんは、1歩も2歩も引いた位置でこのゲームを、そして他のゲームを見ていました。その温度差が昨日と今日のコラムの差になって表れているような気がします。同じゲームを闘った者でなければ味わえないこの感動が醒めないうちに、次なるステージに向かってチャレンジしてください。)

vol.162 平成17年6月6日(月) ゴールを奪う!

 きのうは、全日本少年サッカー長野県大会の1・2回戦70試合が県下8会場でおこなわれました(結果は、姉妹HPの U12Supporters をごらんください)。豊科南さんをはじめ、2回戦を突破したチームのみなさんには、3回戦以降の健闘を心からお祈りしたいと思います。
 ところで、明善のように善戦およばず緒戦もしくは2回戦で涙をのんだチームもありますが、いつまでもチームの敗戦にかかずらわってはいられません。ゲームを分析し、これからに向けてさらに強化を図っていく必要があります。

 ことしは、少年用のピッチとゴールサイズに統一しておこなった最初の大会となりました。その結果、さくねんは1・2回戦69試合中、2点差以内のゲームが34試合(49%)だったのに対して、ことしは70試合で54試合(77%)になりました。2点差のゲームこそ、さくねんの17試合に対して14試合とわずかに減ったものの、1点差ゲームは12試合から20試合に、得点差なくPK戦となったものは5試合から20試合と大幅に増加しています。僅少差のゲームが増えたのは、少年用ゴールの使用が影響していることは間違いありません。ちなみに、さくねんは5試合あった10点差以上のゲームが、ことしはひとつもなかったのも特徴としてあげられます。
 しかし、小さなゴールとなったことで問題点がクローズアップされたことも事実です。さくねんは無得点が42チームだったのに対して、ことしは56チーム。最小得点は、さくねんの25チームに対してことしは43チームと明らかに得点力不足が認められます。これをディフェンス力の向上とばかり、喜んでもいられないと思われます。

 あたり前のことですが、サッカーでは「ゴールを奪う」ことを目的としています。ジュニアトレセンなどの指導実践でも「常にゴールをねらい、シュートを打つこと」がテーマとされています。なぜなら、それは現在の日本代表チームが抱える得点力不足、シュート力不足という課題が反映しているからにほかありません。
 全日本少年サッカー大会が少年用ゴールを採用したのも、ゴールキーパーのスキル向上という側面とともに、正確なキックの習得と、それを実戦のなかでいかせることが大切だと考えたからでしょう。(少年サッカーの世界では、あまり必要なことではないかもしれませんが)ゴールを奪うための戦術的なレベルアップも視野に入っているのかもしれません。

 きのうは、このHPの掲示板に「ぎりぎりの勝負になる全日本では、最後はボールにどれだけ早く、そして確実にタッチできるかがポイントです。」と、いささか精神論めいた書き込みをしてしまいました。選手の気持ちを鼓舞する前に、わたしたちコーチは、選手が精一杯のゲームをおこなえるような確かな技術を提供するという努めを忘れてはいけないと、データを読み取りながら肝に銘じた次第です。どうしたら、正確にボールの中心に足を当てることができるのか。どうしたら、ケったボールを浮かすことなく、地を這(は)うようなシュートを打てるのか。横5m、高さ2.15mのゴールネットを揺らして喜ぶ子どもたちの笑顔をひとつでも多くみるために、まだまだ勉強しなければなりません。
 4月2日のコラムで「気長に、ていねいに」という指導方針を掲げながら、目先にとらわれて、つい「速さ」や「強さ」を求めてしまう自分がいます。まずは、「ていねいに」「正確に」、それができたら「速く」、そして「強く」。この順序をまちがえると小さなゴールは、さらに小さくなってしまいます。