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2006年6月のコラム [PR]
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このコーナーに対するご意見は掲示板に登録いただき、みなさんで語りあっていただければと思います。

vol.237 平成18年6月25日(日) 楽しいサッカーとは、明善サッカーとは。 

 Cチームのみんな、テレビ松本杯3位入賞おめでとう。みんなの目標は、最後まで試合をし、そして、優勝することでした。と〜ても、くやしかったけど、みんなよくガンバッタと思います。ゲーム=トレーニングについては、アカハネコーチからもレポートが届くと思いますが、その前に、感想をひとこと。

 1回戦の相手は、昨年のエール杯準決勝で敗れた洗馬さんでした。まずは、この強敵を乗り越えなくては、みんなの目標には手が届きません。序盤、劣勢にたたされた明善イレブンは、中盤からのロングボールに右サイドから走り込んだシズマが思い切りよくゴールにけり込んで同点。そして、後半、ここでも中盤からの長いボールにフォワードのタツヤが俊足をとばして、今度は冷静にゴールへ流し込んで逆転。ゲームの終盤では、味方の「クリアー」という声を背に、相手のものすごい攻撃を逃げ切って、今回はあの洗馬さんに追いつくことができました。

 こうやって書いてみると、明善スゴイじゃん!と言うのがフツウのコーチなんですが、アカハネコーチはちがいます。
 「おまえたち、あんなサッカーをやっていて楽しいの?あんなつまんないサッカーするなよ!」
 さて、どこが楽しくないんでしょうか。どこがつまらないんでしょうか。

 足の速い選手にたよって、ボ〜ンとけって、ガ〜と走って、というサッカーだから楽しくないんです。せっかくマイ・ボールにしたのにタッチラインに逃げてしまい、味方にボールをつないだりドリブルで相手を抜かないから、つまらないんです。
 このところ、コーチたちが口をそろえてみんなに伝えているのは、失敗をおそれずにひとりでも相手を抜いてみよう。味方をつぎつぎにフォローして、みんなでボールをつないで相手ゴールにせまっていこうということです。ただし、こういうサッカーを求めると、当然リスクが大きくなります。強く、遠くへボールを飛ばすことができる選手がそろったチームには苦戦するでしょう。それが準決勝の波田町さんとのゲームでした。そして、1日3試合もゲームをすると、ヘトヘトになるでしょう。ですから今日などは、もし決勝戦に進むことができたとしても、結果は・・・・だったのではないかと思います。
 しかしです。ドロくさいと言われようが、優勝を目前にしようが、今、コーチたちが追い求めている明善サッカーは、まずはひとりひとりが上手になることなんです。いま、そういうサッカーでスキルを身につけなければ、いつ身につけることができるでしょうか。アカハネコーチは、Cチームの選手たちの将来をおもんばかって、あえて、勝ちゲームに「活」を入れたというわけです。ゲーム後、ショウジ代表も言っていました。「きょうは、得意のパフォーマンスが見られなかったね」と。そうです。見ている人たちをアッと言わせるテクニックが、きょうは影をひそめてしまいました。こうなってしまうと、明善も「フツウのチーム」「ただのチーム」になり下がってしまいます。見ている人に印象強く残るサッカーをすることが大切です。

 テレビ松本杯を終え、Cチームには「波田町サッカースポーツ少年団」という新しい目標ができました。波田町さんは、きちんと正確にボールを足でとらえて蹴ることができる選手がそろっていました。明善は、まだまだです。
 くやし涙を歓喜のさけびに変えるために、また練習です。このところサボっているリフティングをやってみましょう。ボールを正確に足でとらえる感覚を思い出してみましょう。みんなが両足リフティングで50回を達成できれば、今度はきっと違った結果になるでしょう。アカハネコーチはもちろんのこと、ワタシもその日が来ることを心待ちにしています。

 

vol.236 平成18年6月20日(火) W杯 ニッポン終戦追加 

 vol.235で「ニッポン終戦」をお伝えしたところですが、だいじなことを忘れていたのと、事実関係に誤りがあったのと、そして、今日の信濃毎日新聞の「元川悦子のドイツ報告」に???だったため、追加です。

 まず、クロアチア戦終了後のこと。足をつって倒れたサントスを気づかい、クロアチアの3番シムニッチ選手が、サントスの足を伸ばしている光景がテレビ画面にチラッと映し出されました。また、精根尽き果ててピッチに倒れ込んだ中田に手を差し延べるクロアチア選手の姿も見られました。闘いが終われば、同じピッチでサッカーをした仲間同士。W杯だとて、それは変わりません。残念ながらニッポンの選手たちのそうした場面はテレビに映し出されませんでしたが、おそらく同様の光景があったのだと信じます。グリーンカードを目玉にしている当HPとしては、シムニッチ選手をはじめとするクロアチアイレブンのスポーツマンシップには、僭越ながら、グリーンカードを差しあげたいと思います。

 続いて訂正ですが、クロアチア戦での高原選手のシュート数を0とお伝えしましたが、今日のスポーツニッポン紙によると、どうも1本は打っていたようです。どれがそれなのか、ビデオに録ってないワタシには判断しようもありませんが、いずれにせよ、さほど印象に残るものではなかったと思います。

 さて、じつは、きょうこのコラムを書く気になったのは、信毎のおなじみのコラムに目がとまったからです。
 タイトルは「ふがいない日本の攻撃」そしてサブタイトルは「ゴールへの貪欲さを」というものでした。お決まりの捨てぜりふという感なきにしもあらずですが、まあ、このあたりは普通の日本人の(あるいは世界のサッカーファンの)偽らざる気持ちといっていいでしょう。
 ただし、冒頭のワン・センテンスがいただけません。
 「試合内容は初戦オーストラリア戦に比べて格段に良くなった。」のだそうです????。「格段に」とは「桁違いに」とか「段違いに」とか、ようするに「物事の程度の差がはなはだしいこと」を指すのではないかと思うのですが、そんなコトバを用いるほど、ニッポンは良くなっていたのでしょうか。
 まあ、それは良しとしましょう。問題はそのあとです。
 元川氏の怒りのホコ先は、くだんのFWに向けられるわけですが、柳沢、玉田、高原らをひとくさりしたあと、あろうことか「『ゴールへのこだわり』を少年の頃から追求してこなかったから、こんな事態がおきてしまうのだろう。」ときました。さらに、「日本選手たちは育成年代からボール扱いを中心とした指導を受けている。結果として『点を取るより、相手をうまくかわすことが一番』というプレーと哲学が染みついているのだ。」だそうです。
 
まったく!日本代表選手のおかげで、とんだ火の粉が飛んできてしまいました。
 こんなコラムに影響されて、テクニックをおろそかにした指導をするコーチはいないと思います。また、明善サッカーがめざすスタイル(もちろん完成の域に達するには、いまだ道遠しですが・・・。)を批判する明善サポーターもいないと信じます。が、ジュニア世代で成さねばならないことを度外視したこうしたコメントには、あきれるやら、腹立たしいやら、です。そもそも、あの柳沢のシュートチャンスは、左足のインサイドで流し込めばいいだけのことじゃあないですか。それを、あろうことか右足のアウトで蹴ってしまうんですから、テクニックのなさ加減は小学生以下ですよ。

 vol.235で、なぜブラジル代表に肩をもつようなコメントをしたのか。それは、日本代表よりも、おそらく、明らかに、テクニックにまさるブラジルサッカーをこそ、子どもたちに堪能してもらいたいからにほかありません。
 このところの世界のサッカーは、ダイレクトサッカーが全盛と聞きます。また、今大会はミドルシュートやロングシュートなど、見た目に気をひく部分がとても多いと思います。しかし、それらは少年時代のサッカーにとって、あまり参考にはならないような気がします。その点、今をときめくロナウジーニョをはじめとして、ロビーニョ、カカらブラジル代表のプレーは、フットサルをベースにした足技で、それこそ少年時代、育成年代に、鍛え上げられたテクニックなのです。ヨーロッパやアフリカの選手とくらべれば、フィジカル面でも抜きんでているわけではありません。ですが、あの「素敵な会話を楽しむようテクニック」を駆使しながら、ボールをゴールへ運ぶブラジルサッカーは、他国のチームもなかなか真似できるものではありません。(今大会では、アルゼンチンがセビリア・モンテネグロから奪った2点目は素晴らしいものでした。)だからこそ、見ごたえがあるのです。
 ニッポンを応援する気持ちもわからないではありませんが、だからといって、サッカーの、ことに育成年代のサッカーの大切な部分をゆがめてはならないと思います。

 

vol.235 平成18年6月19日(月) 全日本少年サッカー長野大会 終戦 

 今、気がついたのですが、今年の全日本少年サッカー大会は30回という節目の年だったんですね。なんだか、そういう空気が感じられないまま、淡々と大会が進んでいったような気がします。ともあれ、今回は豊科南サッカークラブの初優勝で幕を閉じました。豊科南さん、優勝おめでとうございます。
 決勝、準決勝は都合で観戦できませんでしたが、ベスト8と勝ち進んだそれぞれのチームの健闘にも、心から拍手を贈りたいと思います。
 それにしても、
少年サッカーって、ほんとうに楽しいですね。↓のコラムで酷評したサッカーとくらべると、天と地以上の差があるような気がしてなりません。子どもながらに、額に汗して必死にボールを追う姿。シュートを決めて躍り上がって喜ぶ姿。くやし涙を袖口でぬぐう姿。ミスをして照れくさそうにする姿。どれも、これも新鮮で、心が洗われる瞬間です。

 今大会、明善サッカーは3回戦敗退という残念な結果に終わりましたが、その内容はどうだったのでしょうか。真摯に明善サッカーを見つめて、その方向性を探っていかなければいけませんが、ここでは、ベスト8に勝ち残ったチームをモデルに(といっても、ワタシが観戦したのは準々決勝の3試合目まででしたが)、少し感想を述べてみたいと思います。
 じつは、わたしの頭の片隅には、2月に行われたサッカー・カンファレンスの講師の方がたのお話しがありました。ことにフランス「ボルドー」のユース・コーチを務めるジャン・ジャックさんが「(ジュニアクラスの)試合に勝ちたければ、ディフェンスラインにキック力のある選手をおいて、フォワードに足の速いのをおけば簡単です」と語っていたのが、印象に残っています。
 今回、わたしが観戦した準々決勝では、多くのチームがジャン・ジャックさんご指摘どおりのチームをつくり、あるいは勝ち、そして敗れていきました。
 そのなかで豊科南さんは、ボランチとトップ下にボールを持てる選手を置き、かれらを起点として、ときにサイドチェンジ、ときにスルーパス、そしてポストプレーからのサイド攻撃など、工夫した攻め方をしていたのが印象に残りました。ただ、その豊科南さんを含めて、テクニックで複数の相手選手をスルスル交わしてゴールに結びつける選手は、まだまだ数少ないとも思いました。また、これも個人の基本技術だと思うのですが、パスのスピード(=芝生ではボールが転がらない)や、精度(=味方のどちらの足に)という部分で、まだまだ改善の余地が大きかったように思います。
 そして、どのチームにも共通して言えるのは浮き球の処理の拙劣さです。考えてみれば、わが明善でもヘディングやボレーキックなど、浮き球への対処について、徹底して指導したことはなかったように思います。
 また、GKを起点とした攻撃の組み立てを見せるチームも少なかったのではないでしょうか。たしか、あのカンファレンスでは、昨年度の全日本大会のようすをビデオを観ながら勉強させていただいたものですが、残念ながら、長野県には「マリノス・プライマリー」に近づいているチームは少なかったようです。

 全日本少年サッカー大会というと6年生最後の大会、長野県最大の少年サッカー大会、といって、どのチームも力が入るモノです。かくいう、わが明善だって同じです。ですが、よく考えるまでもなく、これから長くサッカーを楽しんでいく子どもたちにしてみれば、少年サッカー大会はいわば入学式みたいなものです。これを小学年代最後の大会と考えるか、それとも、サッカー人生の最初の大会とみるか、ようは指導者の考え方ひとつのような気がします。
 もちろん、子どもたちを前にして「負けてもいいよ」なんてことは言いませんが、しかし、指導者までが「熱く」なってしまうのは反省しなければいけません。井の中での勝敗ばかりにこだわっていたら、将来、大海に出られない子ばかりを作ってしまいそうです。あくまで子どもが主役。冷静に、冷静に。

 

vol.234 平成18年6月18日(日) W杯 ニッポン終戦 

 「負けたことは仕方がない。次に向かってチームとして切り替えていくようにしたい。チームはまとまっているので、明日から切り替えていきたい。」あの、オーストラリア戦後の高原選手のコメントです。まるでひとごとです。チームとしてはともかく、あなた自身はどうなのですか?と聞いてみたかったわけですが、その結果は・・・。昨日のクロアチア戦で後半40分に大黒と交代するまでの間に、FWの高原が打ったシュートは0本でした。髪型ばかりが目立ってもしょうがないでしょうに。
 もうひとりのお茶目な
FW柳沢くんときたら、「急にボールが来たので。足の内側でければよかったが、外側でけってしまった。」とのコメント。これが日本を代表するFWなんですから・・・。
 もう日本代表にFWは必要ありません。(もっとも、せっかくギリギリで代表に選んだんですから、巻くんは使って欲しいと思いますが。)だって、昨日のクロアチア戦でシュートを打ったのは、FKの中村を除けば、中田、小笠原、サントス、稲本くらいでしょ。別にFWなんかいなくたってサッカーはできるしさ。それがこれからのニッポンのサッカーの特徴になるかもよ。

 2006FIFAワールドカップドイツ大会での日本代表は、ブラジルとの試合を残して終わりました。

 それでも日本代表に乗っかってひと稼ぎしようと目論むスポンサーの意向に沿って、川渕キャプテンをはじめマスコミは「首の皮一枚つながった」と期待を持たせ、あくまで盛り上げを図っていますが、わたしは今の日本に敗れるようなブラジルサッカーなどに興味はありません。むしろ、セルビア・モンテネグロをコテンパシンに叩いたアルゼンチンのように、ブラジルにはニッポンサッカーを、ジーコジャパンを、とことんねじ伏せる親心を見せてほしいものです。ロナウジーニョ、カカ、ロベルト・カルロスやカフーの活躍もさることながら、ロナウドやアドリアーノには、FWのなんたるかを身をもって示してほしいと思います。6:0では足りません。前回大会でドイツがサウジアラビアに対して記録した8:0を上回る得点、爆発力を期待します。がんばれ!カナリア軍団。オーレ!カルテット・マジコ。

 

vol.233 平成18年6月11日(日) コトバの葉っぱ。 

 最近、「コトバの葉っぱ。」という、美しい名前のブログが、明善サッカーをさかんにとりあげてくれています。もうすぐ6月9日に日付が替わろうとしている真夜中に、こんなコメントが寄せられました。

 『明善は、勝って当たり前のチームじゃない。かといって、負けて当たり前のチームでもない。だから、一歩一歩みんなで踏み出して前進して、少しずつ成長していくんだろ?(中略)先週の試合後、相手ベンチから聞こえた「明善チャチャチャ」は忘れちゃいけない。あれは「俺たちの分までガンバレよ」の応援歌メッセージじゃないのか。

 おそらく、サッカーの神さまは、明善の練習風景を見て、今回の全日本を戦う明善サッカーにサジを投げたのではないのでしょうか。きがかりです。

 きょうの相手、アルフット安曇野さんは、先週のゲームを見ていて、簡単に勝てる相手ではないと思いました。ことに、1回戦のゲームでは、相手の猛攻をしっかり防ぎきり、そして、後半のワンチャンスをものにして2回戦へと進んだチームでした。きょうの明善は、あのゲームをアルフットさんに思い出させるような展開でした。ハーフタイムに相手の監督さんがどのような指示を出したのか、わたしには、想像ができます。
 決して、悪いゲームではありませんでした。先週の1回戦で見えた課題は、ずいぶん改善されていたように思います。ところどころ「あせり」が見えた部分もありましたが、ボールポゼッションは圧倒的に明善が支配していました。
 しかし、一瞬の集中力が勝敗を分けました。集中力は、日ごろの訓練で身につけることができます。それはまさに、向日葵さんのご指摘のとおりです。アルフットさんは、ボールを使った練習もさることながら、おそらく、この集中力を高めるために、さまざまな工夫をされてこられたのではないかとも思います。

 このまま流されていては、小学校最後の年は、あっというまに終わってしまいます。
 次はチラベルト。今度はサッカーの神さまに納得してもらえるように、トレーニングの時の心の持ちようから変えていきませんか。このホームページに「くいのないように、がんばりたい」という目標を掲げた君たちに、期待します。

 

vol.232 平成18年6月10日(土) 全日本のいろいろPart2 

 きょうは、全日本少年サッカー長野大会3回戦を前にして、いい調整ができたでしょうか。あすの大事な試合を前にして、おそらくAチームの各ご家庭では、きょうは早めにお休みになるでしょうから、このコラムをご覧になることもありますまい。埋め草コラムですので、ご容赦ください。
 ところで、わたしは?といえば、サトウコーチとマエザワコーチに2,3の修正点を託して、水曜日の晩から中国・九州地方を巡り、本日、帰ってまいりました。そんな折りも折り、途中立ち寄った九州国立博物館(太宰府市)では、なんとFIFA2006ワールドカップドイツ大会を記念して、特別展示やらトークショーが繰り広げられていました。写真左は、NHKのスポーツ番組で司会をしている有働由美子アナウンサー、そして右は、最近ワールドカップに関する番組に出演しているアーティスト日比野克彦さんです。
 お話しは、日本代表に選ばれた選手のインタビューや、サッカー関係のさまざまな取材を通じて得たエピソードが中心だったと思うのですが(たしかレッジーナ時代の中村俊輔選手を話題にしていたと思う・・・。)、ナマで間近に見た有働サンの美に惹きつけられ、ほとんど内容が頭に入っていません。テレビで見ているときは、他の女子アナと比べて(比べたらアカン!)、さほど・・・・なのですが(なにが・・・・ヤ!)、やっぱりナマは違います。ウ、ウ・ツ・ク・シ・イ!

 一方の日比野さんは、太宰府天満宮の若き宮司であられる西高辻 信良さんと、九博の館長をしている三輪嘉六先生(じつはこの人、学生時代に美術史を教わった先生なんです)ともトークショーを繰り広げていたのですが、そのなかで西高辻宮司さんは、「太宰府に国立博物館を建てるのは、わたしのひいおじいちゃんのころからの夢でした」と語っていらっしゃいました。ひいおじいちゃんといえば明治時代のころだそうです。ところが、その後、日本は中国や朝鮮と長い戦争の時代に入り、なかなか夢が実現しませんでした。やっと、おとうさんの代になり、太宰府天満宮がもっている5万坪の土地を福岡県に寄附したことによって、国立博物館建設が動き始めたとのことです。
 ひいおじいちゃんの代から100年あまり、まさに「ドリーム!」ではありませんか。
 日本サッカー協会も「ドリーム=夢があるから強くなる」と言って、2050年までにサッカーファミリーを1000万人とし、ワールドカップを再び日本で開催して、そこで優勝するという目標を掲げています。また、Jリーグにも100年構想というロマンがあります。昨年オープンした九州国立博物館を、まさに他山の石として、サッカー界もがんばって欲しいものです。

 帰りは、松本空港まで飛行機を利用したのですが、上空から見るアルウィンもウ・ツ・ク・シ・イものでした。あの緑のピッチを明善の子どもたちが駆け回るのも、あとわずかです。
 しかし、あすのゲームでは、まず目の前のゲームに集中して、フェアで明善らしいサッカーを展開してください。期待しています。

 

vol.231 平成18年6月4日(日) 全日本のいろいろ 

 ことしも全日本少年サッカー大会がやってきました。全県から参加したチーム数は110。なかには、8つの初出場チームもありました。以前は、地域名をチーム名にしているところばかりでしたが、このところカタカナ文字をチーム名に冠するところが多く、名前を聞いただけでは、どこの地域から出てきたのかわからないチームもあります。読売新聞の一覧表によると、今大会に参加したのは、北信地区が21チーム、東信20、南信25、そして中信が44チームでした。
 最初のキックオフがはじまってから、およそ7時間後には、この110チームのうち32チームが勝ち残ったわけですが、これを地域別に見ると、北信9(対参加チーム比42.9%)、東信5(25.0%)、南信6(24.0%)、中信12(27.3%)という結果になりました。中信地区は参加数が多いため、どうしても地区同志での対戦が多くなってしまうということを差し引いても、このところの北信地区の活躍はめざましいものがあります。昨日のゲームでも、5年生を主体としながら素晴らしい個人技で勝ち抜いたNPICさん。1回戦で敗れたとはいえ好ゲームを展開した坂城さん(おっと、坂城町は東信でしたか?)。高丘さんや戸倉さんなど、北の方にはまだまだいいチームがありました。
 中信地区は、松本連合会が8、安曇野リーグが2、塩尻リーグから2の12チームでした。開智さんが鎌田さんに、旭町さんが筑摩野さんに敗れるなど、2回戦で戦うにはもったいない対戦もありました。

 それはそうと、このところ定着した感のある少年用ゴールですが、今大会では、大人サイズのゴールから脱皮した姿が見られたのでしょうか。
 集計してみたところ、1・2回戦の全78試合で、1点も奪うことなく敗退したチームが51ありました。昨年は70試合で35チームが無得点だったのに比べると、大幅に増えています。これを、攻撃力がまだまだ劣っていると見るべきか、守備が良かったと見るか、むずかしいところです。一方、今回PK戦は9試合でした。そのうち0対0からのPK戦は5で、昨年の70試合中20、0対0が8と比べると、かなり減ったといえそうです。また、1・2回戦ともに0点に抑えたチームは20あり、その平均得点は6.55点でした。昨年は7チーム、4.28点でしたので、守備がいいチームは攻撃力もあるというチームが増加しているのかもしれません。
 いずれにせよ、ひところに比べて、キック・アンド・ラッシュに頼るチームは少なくなってきている印象があります。

 ところで、この全日本1・2回戦は、過酷なロードレースでもあります。わが明善は、今年は上松会場に当たったため、往復合計3時間強の移動でした。ウチと同じように上松で戦ったシンカーズや東上田飯田会場に当たった上田ジャンシャンや小諸、浅間。大町に当たった飯田など、いずれも子どもたちには負担の大きな移動を強いられています。特に木曽は、万が一通行止めという事態にでもなれば、身動きがとれなくなるところでもあります。
 いろいろな事情(おそらくそれは、おとなたちの事情)があるとは思いますが、これは子どもたちのサッカー大会です。もう少し、主役に配慮した大会づくりをしていただいてもいいのではないでしょうか。