2007年5月のコラム
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vol.277 平成19年5月20日(日) だんごサッカーとドカげり
合宿以降、ずいぶんコラムをさぼってしまいました。
久しぶりに、低学年のゲームを見ていて、ちっちゃな子供たちの元気ハツラツのプレーに元気をもらいました。低学年の子供たちは、自分とボールとの関係にしか関心がないため、どうしてもボールに群がる習性があります。だんごサッカーは、いつ、どんな大会をのぞいても見ることのできる光景で、きょうのD大会はもとより、C大会におけるわが明善サッカーも、まだまだ「だんご状態」から抜け出せていません。
「だんご状態」をよく観察していると、子供たちのじつにさまざまな性格を垣間見ることができます。たとえば、必ず、だんごの中心にいる子。かれは、自分の足元にあるボールをなんとか前に蹴りだそうと必死です。ボールだろうが、だれかの足であろうが、おかまいなしで左右の足をはげしく動かします。決してうしろに下げようなどと姑息な手段はとりません。次に、だんごには群がるけれど、決してボールにさわらない子。慎重なんでしょうね。とにかく仲間が右に動けば右に、左に行けば左に行くんですが、ボールが足元に転がってくると、じつに器用に避けちゃったりします。かれはサッカーをしたいんだか、仲間と一緒にいたいんだか。どうもそのあたりがわかりません。そして、最も要領のいい子は、だんごの外側で虎視眈々とこぼれ玉を狙っている子。全体のようすを見て、一攫千金をねらっているタイプです。こうした子は、当然、空いているスペースで待ち構えているわけですから、偶然ボールがこぼれてきた時はめっけもんです。ゴールまで一直線。まさに独壇場でおいしいところひとり占めです。ひところは、このだんごサッカーを打破するために大きく蹴りだすこと、すなわちドカげりが推奨されたわけですが、さすがに、最近の少年サッカーでは、このドカげりがとても少なくなりました。きょうも南松本さんや山形さんのチビッ子をみていると、意味のないキックよりも、とにかくドリブルで突破していく子が多かったように思います。各チームのコーチのみな
さんが適切な指導をなさっている成果です。
残念ながら、周囲で見ている親御さんのなかからは、「大きく蹴れ〜」というサイドコーチ(?)がありましたが、低学年の親御さんにしてみれば、ある意味致し方ないのかもしれません。しかし、徐々にチームのコンセプトをご理解いただき、子供の身の丈にあったサッカーができるようサポートしていただければと思います。
ちなみに明善サッカーでは、たとえゴール前の危険な状態にあっても、外にクリアすること、意味なく大きく蹴ることは禁止しています。なんとか相手をかわしてボールを前に運ぶことが上達の近道と考えています。たとえ、それで失敗して得点されても「ドンマイ」です。もう一度チャレンジです。
このページは2008年03月25日に更新しました。 [PR]