Matsumoto City Meizen Junior Soccer Club since1985 

 

2007年7月のコラム

このコーナーに対するご意見は掲示板に登録いただき、みなさんで語りあっていただければと思います。

vol.285 平成19年7月27日(金) たまには日本代表でも 

 前回のコラムで日本代表オシム監督の話題を出したのですが、残念ながら、サウジアラビアに負けてしまいました。オシム監督はアジアカップを、(おそらく)ワールドカップで戦えるチームに仕上げるためのステップと位置づけていたのではないか、と思われるのですがどうなんでしょう。だとすれば、サウジの9番に抜かれてしまったDF二人のスキルだの、そのDFしか点をとれないFWのふがいなさを語っても仕方ないような気がします。なぜならば、それは今大会で日本代表にもとめたテーマではなかったからです。
 オシム監督にとって、そして「日本らしいサッカー」を身につけようとしている代表チームにとって、今回のアジアカップのテーマはなんだったのかという点を見極める必要があるように思います。

 思うに、今回のテーマは「パスまわし」だったのでしょう。その点で日本代表はよくやっていたと思います。もっともサウジ戦ではそのパスをカットされる場面も多々あったような気がしますので、完璧とはいえなかったようですが・・・。 クソ暑い(らしい)国で、一生けん命走ってばかりいればクタバリます。そこで、ボールをよく動かして、相手選手を疲れさせてみせる。その点じつにいいサッカーでした。
 ところが、パス回し(サル回しではない!)に喜んでいるうちに、シュートを打つこと、フィニッシュを決めることを忘れてしまったようです。目の前にゴールマウスが口を空けているというのに、パスを出して練習しているんですもの。そういえば、後半だったでしょうか。ボールをもった高原が猛然と相手ゴールに向かってドリブルを仕掛けようとした場面がありました。ところが高原くん、ものの10mも走らないうちに相手DFにシュートコースをふさがれてしまいました。トホホ・・・。オシム監督は、現代表チームに個による打開を望んでいるわけではないようです。(もっともスキルは、代表選手ならば当然備わっているべきはずのもの。今の代表は、どうしてもその点で見劣りがするような気がするのですが。。。)

 最終目標の大一番(ワールドカップ)以外は、すべてテスト・マッチ。それならば、次の大会では別のテーマを設定して取り組めばいいわけで、その点、アジアカップの準決勝敗退はそれほどのことではありません。決勝戦に出られなくとも、韓国とゲームすることができるんですから、テストマッチにはうってつけでしょう。次回は、ぜひフィニッシュにこだわってもらいたいものです。

 さて明善Aチーム。明日のゲームのテーマは何にしましょうか。

(それにしても、現日本代表の選手は面白くない。なぜ、小野がいないんだ。カズがいないんだ?)

vol.284 平成19年7月22日(日) どちらもがんばった代表決定戦 

 日本代表のオシム監督は、「90分間の戦いで、いいゲームをしていた方が、えてしてPK戦で敗れるものだ。」と語ったそうです。百戦錬磨の代表監督のおっしゃることですから、そういう確立が高いのでしょう。わたしの数少ない経験でも、確かにそうしたことがいえるような気がします。

 たとえば、昨年の全日本1回戦。わが明善は、確かに劣勢でした。喬木のスルドイ攻めに圧倒され、しかも先取点を奪われて、あわや1回戦敗退かと思われました。ところが、後半ロスタイムからのコーナーキックをヘディングシュートで決めて同点。なんとかPKにもちこむことができました。そして、PK戦12:11。明善の歴史に残る死闘を制して、なんとか1回戦を突破することができました。
 その同じチームは、2005年度の市民タイムス杯では、トップストーンを相手に圧倒的に攻撃をしかけましたがゴールをわることができません。これもPK。2:4で敗退しています。

 いや、だからといって今日の裾花FCの戦いぶりがダメだったわけではありません。小さな9番や11番の選手の思い切りのいいプレーに、なんども拍手を贈りたくなりました。しかし、この試合、ゴールにからむ場面が多かったのは軽井沢イレブンの方でしょう。中盤やバックから前線に出されたパスに足の速い10番や11番が突破して、なんども相手ゴールをおびやかしました。しかし、なかなか得点になりません。結局、PK戦にもつれ込みました。
 PK戦は裾花のGKが止めれば、次は軽井沢。軽井沢のキッカーがはずせば、次は裾花と、いつ決着がつくともしれない、手に汗握る攻防になりました。

 そのとき、フト、オシム監督の言葉がわたしの頭に去来しました。
 そして、軽井沢GKの左手をはじいて、ボールがゴールに転がってしまいました。まったく酷なはなしです。

 きょうの明善会場でおこなわれたマクドナルド・カップ予選。決勝トーナメントに残った裾花FCをはじめ、軽井沢、茅野玉川あたりは甲乙つけがたい好チームでした。
 それにくらべて、中信地区のわが明善をはじめ、塩尻東、芝沢・島立はいま一歩の感がありました。
 さきの3チームは、ボールキープからのつなぎ、という点ではまだまだこれからなのでしょうが、それでもドリブル突破をする場面、パスを出す場面で、多少なりとも選手の意図を感じました。それに対して、後者の3チームは、がむしゃらなドリブルが目立ち、キックとなると「行き先はボールに聞いてくれ・・・」といった感じがしました。そして、なによりも、ボールに対する反応が違いました。

 いぜんは、県内の少年サッカーといえば中信地区。特に松本地区が頭ひとつ抜け出していましたが、このところ、どうも他地域に学ぶ点が多いように思います。裾花FCのAチームは2年連続で全日本準優勝。軽井沢を含む東信地区や茅野玉川の南信地区も力をつけてきています。
 わたしたちも、敗戦から多くを学ばなければなりません。

 

vol.283 平成19年7月17日(火) 台風、そして地震、さらに・・・・。 

今年はじめての、そして最大の台風4号が通過していったと思ったら、マグニチュード6.6の中越沖地震、さらに0勝4敗 得点1失点19。
 初めて参加した菅平でのサッカーマガジン・マイクロソフトカップは、とにもかくにも、いろいろな思い出を残して終わりました。

ふ〜。

今回の大会には、おとなり新潟県から震源地の柏崎FCさんをはじめ6つのチームが参加していたようです。被害にあわれたチーム関係者のみなさんには心からお見舞い申し上げたいと思います。そして、悪天候のなか、なんとか無事に大会を取り仕切ってくださったスタッフのみなさんにもお礼を申し上げます。ありがとうございました。

合宿とか遠征とかいうものは、ふつう「“あっ”という間に終わってしまった。」と感ずるものですが、今回は、とても長い時間を過ごしたように感じたのは、どうしたわけでしょうか。
 3日間ほんとうに親身になって指導を惜しまなかった前沢コーチ、東海林代表。子供たちの自主性を尊重しながらも、脇をしっかり固めてサポートをしてくださった高橋さん、森山さん、中沢さん、中島さん。そして、子供たちを盛り上げてくれた和田くん。応援に来てくださったお父さん、お母さんやご家族のみなさんを含めて、おかげで事故もなく、無事遠征を終えることができました。すでに、掲示板には明善サポーターからお礼の言葉がいくつか投稿されていますが、わたしからも、厚くお礼申し上げたいと思います。

さて問題はAチームのサッカーです。全日本で1回戦敗退にもかかわらず、少々、ほめすぎたのがいけなかったのでしょうか。前回のカタクラモール杯に続き、この大会でもいっこうに士気があがりません。個々をとりあげれば、改善されている部分が見られることは確かなのですが、チーム全体に戦う意欲、意思が感じられません。このまま、たった1回だけの白星を守って終わってしまうのでしょうか。明善サッカーのキャッチフレーズは「走れ!燃えろ!」のはずですが、このところのAチームは火の玉がユラユラただよっているようで、心もとないこと限りなしといった感じです。
 食事のとり方も気になりました。合宿のときは気がつかなかったのですが、好き嫌いのある子が多すぎる。野菜がダメ。魚がダメ。いったい、何を食べているのやら・・・。アレルギーが出る食品を無理に食べる必要はないですが、原因はそれだけではないと思います。子どもなんていうものは、人のメシを奪ってまで食うもの(だから“ガキ”っていうんですよね)と思っているわたしにとって、子どもたちの食の細さ、へんな行儀の良さに、かえってゲンナリさせられました。
 そして極めつけは時間にルーズなこと。自分たちの行動を、大人や周りはいつも待っていてくれるものと思って疑わない傲慢さすら感じられました。

今回の遠征は、わたし自身、決していいコーチではなかったと思います。団員に言わせれば「平林さんって、結局なにしてくれたの?」ってなところでしょうか?いや、そういわれても仕方がないほど団員たちとのコミュニケーションは少なかったです。それは、2日目から参加という出遅れ感があったこと、天候に災いされてモチベーションを上げられなかったこと、前日の仕事の疲れやらなにやらが多少残っていたこと、などなど理由はいくつかあげられます。しかし、なによりも団員たちの熱さを感じることができなかったことが大きな原因のような気がします。
 それにひきかえ、前沢コーチの熱さ、必死さはなみなみならぬものがありました。さまざまな場面で、団員一人ひとりを良く観察し、叱咤し、鼓舞し、少しも気の休まるときがなかったのではないでしょうか。ボ〜としていたわたしはとても心苦しく、最終日のフレンドリーでは少しベンチを変わってあげればとも思いました。結局、最後までわたしなぞの付け入る隙もないほど、一瞬一瞬、団員たちの指導に集中されていました。
 その前沢コーチがミーティングで、「チラベルトではAチームで勝ちにいく。そのためには勝てるメンバーを選ぶ」と、かなり厳しいことをやさしい口調で6年生に伝えていました。6年生にはどのように聞こえたでしょうか。「今の時点で、Aチームに残れる6年生は一人もいない。」ということです。サッカー以外の部分については、前回のコラムに書いたとおり申し分ありませんが、ことサッカーに関して言えば、コーチが「勝ちに行く」と宣言した以上、戦う意欲に欠けた選手は選べません。残念ですが、それが現実です。
 「それならそれでしょうがないか。じゃあベンチで応援でもするか。」と考えるなら、それもまたいいかもしれません。
 「いや、やっぱりゲームに出たい。」と考えるなら、意地を見せるだけです。2ヶ月後、果たしてだれがピッチに立てるのか、それも戦いです。

 

vol.282 平成19年7月6日(金) たまにはコラム 

最近、レポートも遅れ気味、遅くなるとその時の状況も忘れてしまうし・・と思いながら、そうだ、出張の時、電車の中でパソコン開けばと思い、東京往復で約6時間、6時間あれば少しは書けるかなと思いつつ・・・まあそうは言っても考えているようにはいきません、帰りは疲れて寝ちゃうしね!とはいえ、たまにはコラムでもと思いカタクラモール杯の子どもたちのプレーを見て感じたことを書いてみます。

  カタクラモール杯が終わった瞬間、6年生に対して、ほんとうに怒りたい気持ちになりました。とはいえ、子どもたちが一生懸命戦った結果とすれば、本気で怒るわけにもいかないしと思いちょっと引いてしまいました。怒るのがいいのか悪いのかは本当にわかりません。まあ、なぜ怒りたくなったのかだけ話をすると、交代させられた6年生がベンチに戻って味方に“檄”を飛ばすように声をかけているのです。ベンチから味方に声をかけるのは当然ですし、大切なことです。グリーンカードに匹敵することでしょう。ただ、それだけわかっているのなら「ピッチの中で、なぜ、声がだせないのかな」ということです。
 声が出ない理由としては「自信がない」「周りが見えていない」「ちょっとはずかしい?」
etc本人たちに聞いてみないとわかりませんが・・最近、子どもたちに、声を出すことは味方に指示を出したり、味方を奮い立たせる以上に、「自分自身を勇気づけること」と伝えています。このことは、私が何年もサッカーをやっていて、私自身が感じたことなんですね。夏の暑い試合の中で、ほんとうに苦しい時に、声を出すことによって動くことができます。この大会は、6年生にとって決勝トーナメントに進出する数少ないチャンスだと思っていました。力を出し切れば松島にも十分勝機があると見ていましたが、思いのほか力が出ずに本当に残念でした。
 U−12では個々の育成が最大の目標であり、中学年代につなげるためにも個々の技術の獲得に力を入れる必要があります。ただ、子どもたちにとっては、試合に勝つこと、点を取ることも重要なことだと思います。特に、今の6年生は、昨年からほとんど試合に勝っていません。他のチームに比べて、技術が特別劣っているわけではありません、体格的にはやや小さいけれど影響ありません、もうちょっとなんですね。じゃあ、そのもうちょっととは?「ボールコントロール?」「ドリブルの技術?」「ポジショニング?」「シュート力?」「運動量?」私にもよくわかりません。ただ、自分たちで考えながらゲームをしているのか?少し疑問です。試合中のドリブルを見ていると、直線的なドリブルが目立ちます。まっすぐ相手に向かってドリブルし簡単にとられてしまう、次も同じようにとられてしまう。横へ動いたり、ボールを引いたり、ドリブルしている人の横についてパスを貰ったりする動きが少ないように見えます。同じことを何回も繰り返しているようにも見えます。もっと、みんなでどうしたら相手にボールをとられないようになるのか、どうしたら点が取れるのか、どうしたら試合に勝てるのか考えてほしいですね。
 足りないところを自分たちなりに考えて、「コーチ今日何やるの?」ではなく、「コーチ、僕たち○○が苦手だから、こんな練習したい!」「コーチ、○○したいからシステムは○○にして!」なんて言葉を聞くことができれば嬉しい限りですね。菅平遠征では、チームリーダー(誰にしようかな?)を中心に自分たちで考えながら1試合1試合取り組んでほしいと思います。もっと積極的に、もっと楽しくサッカーをするためには、子どもたち自信で考えることが必要ですね。(マエザワ)

 電車の中でラップトップのパソコンを自在に操っているビジネスマン、ときおり見かけます。でも、そのなかに少年サッカーのコラムをつくっている人は、めったにいないでしょうね(笑)。

 

vol.281 平成19年7月1日(日) 11試合目の初勝利 

 ちょっとニガいタイトルになってしまいましたが、2007年度Aチームがやっと○をあげることができました。このHPには先輩たちがのこした記録ものっていますから、ちょっと振り返ってもらえば、初勝利までの道のりがいかに長かったかというのを実感できると思います。
 しかし、今年度のAチーム。ことに6年生たちは、過去、年間MVP(グリーンカード大賞)を2年連続とっているすばらしい学年です。すばらしい仲間の集まりです。今年も4月からのグリーンカード獲得者は、他の学年を抜いてダントツです。きょうも、リョウマを中心にきちんとあいさつをし、体操をし、そして、グランド整備をする姿を見て、さすが明善Aチームと誇らしく感じました。今年度最初のこらむ(vol.272「Aチームの責任」)で、Aチームの責任って言うのは
、ゲームに勝ち続けることや、ばんばんシュートを決めることじゃあないって言ったよね。そういう意味で、6年生たちは、すでに、これまでの先輩たち以上の勝利をあげていると、わたしは思います。

 じゃあ次は、ピッチの中だよね。きょうの試合「失敗をおそれずに勇気をもってチャレンジ」できただろうか。

 誤解をおそれずに言うならば、ひとつ勝ってなんだか安心しちゃったような姿がめだったように思います。あの初勝利だって、ゲームの中味を検討すれば、「ナイスゲーム」だったといえるかどうか・・・。(このあたりのことは、マエザワコーチのレポートにゆずります。)おそらく、先日の全日本少年サッカーを戦ったときのAチームだったら、きょうのAチームはコテンパシンにやられていたような気がします。逆にいえば、あのときのAチームだったら、きょうは、一気に2勝、3勝もできたんじゃあないだろうか。残念で、しかたありません。

 2週間後には、初めての菅平合宿がひかえています。対戦する相手をこのHPで見られるようにしておきましたが、県内外の128チームが参加するビッグイベントです。この、またとない腕だめしの機会を自分たちのモノにできるか、できないかは、6年生がもっている、持ち前の「まじめさ」と「チャレンジ精神」にかかっていると思います。
 もう一度、それぞれが年度はじめにかかげた目標を振り返るとともに、チーム一丸となって取り組んできた今年の目標を見定めながら、高原の芝生の上を走り回ってもらいたいものです。

 

このページは2008年03月25日に更新しました。 [PR]

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