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2008年2月のコラム

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vol.307 平成20年2月24日(日) 意味のあるトレーニング 

 冬場は大会などが少ないため、2年生から6年生までが一堂に集まった練習の機会がふえます。きょうも、2年生、3年生、4年生(+6年生)、5年生と分かれた練習ながら、それぞれが、それぞれの課題に取り組んでいました。
 発達段階に応じたトレーニングとは、よく言われることですが、なかなかむずかしい面があります。

 1・2年生の場合は、コーチが意図的なトレーニングを計画しても、子どもたちがその意味を理解できないことの方が多く、コーチも子どももストレスを感じてしまう場合が往々にしてあります。むしろ、子どもたちにはトレーニングの意図など理解させずとも、自然に身についてしまうようなメニューの工夫が必要なのかもしれません。
 3・4年生くらいになると、トレーニング・メニューの意図がやっと理解できるようになります。しかし、なかなか集中力は持続しません。トレーニング・タイムとブレイク・タイムのメリハリをつける、トレーニング中の待機時間を減らす、待機時間にも休ませないなど、やはりトレーニング全般の目配りが必要でしょう。また、中学年くらいになると、サッカーに対する意欲も増してきます。一人ひとりのガンバリを大いに称えて、個人練習を奨励していきたいものです。
 低学年から段階をふんだトレーニングをしていれば、5・6年生ともなると、なにをしなければならないかという点に気がついてくるはずですが・・・。きょうも「マーカーをディフェンスに見立てた」パスのトレーニングをしていましたが、「 」の部分、つまり、マーカーやコーンをどのように利用するか、によってトレーニングの質は大きく変わります。
 このところ、5・6年生は、グッド・ボディーシェイプ(よい身体の向き)からの攻撃をテーマに、シュートやパスのトレーニングに取り組んでいますが、その意図をきちんと感じているでしょうか。きょうは、途中からOBの中学生も来てくれました。かれらを取り込んで、見本として活かしていく手があったかもしれません。最後のゲームで、トレーニングの成果がなかなか発揮できない子もいたようです。そこのところを、どのように修正していくかが大切なところだと思います。

 寒い冬の季節もあと半月あまり。もうすぐ、グラウンドを駆けまわれる春がやってきます。この冬の間のトレーニングが、どれだけ身についたのか。とても、楽しみになってきました。

(コラムは、先日のコーチング・スタッフ・ミーティングでのテーマ「練習のあり方」についてを下地にしながら、きょうのトレーニングのようすを俯瞰して書いてみました。コーチたちは、それぞれの学年にあわせたトレーニングを心がけていました。ただ、仕上げのゲームの場面で、急に声がけが少なくなってしまったように思います。もっと、もっと「ナイス・プレー」、「グッド!」の声がけがあれば、子どもたちも「その気になる」ように感じました。よろしくお願いします。)

 

vol.306 平成20年2月21日(木) 意味のあるゲーム 

 前回のこらむで、遠征や大会をめぐってのあれこれについて云々、と予告しておきながら、ずいぶん日にちが経ってしまいました。
 遠征にかかわる団員たちの作文を読んでみて、かれらはサッカー、ことにその試合でいろいろなことを学んでいるという点を、あらためて感じました。サッカー大好き少年たちなんですから当たり前、といえばあたり前なんですが・・・。だからこそ、わたしたちは子どもたちになるべく良い学びの機会を設営してあげたいと思うわけです。

 日本サッカー協会も、たぶん、日本代表を強化するために適切なマッチ・メイクをしていると信じたいわけですが、昨日の中国戦は、そういう点で、はたしていかがなものだったのでしょうか。解説の金田さんは、国際試合の場合、特にアウェー・ゲームの場合は往々にしてこういうこともあるさ、くらいの冷静な口調でしたが、映像に映し出されるプレーは、わたしたち少年サッカーが目指すものとは対極にあったように感じました。
 国際試合といえども「おつきあい」という名の「義理」も欠かせないものだし、ましたプロ・サッカーの場合は、スポンサーなどの影響も無視できないと思います。しかし、そういったおとなたちのサッカーが、子どもたちのサッカーにも映し出されてはいまいか。わたしたちは、もう一度反省してみなければいけません。

 今回の遠征は時期的には適切だったとはいえません。東海地方は信州に比べ温暖であるとはいえ、やはり、かの地もかなり冷え込んでいました。2日目の雨はアンラッキーとしかいえませんが、東海地方で雨もようのときは、信州の中南部が降雪にみまわれるのは周知のこと。行き帰りの交通安全を考えれば、やはり少々無理があったと反省しなければなりません。事故がなく幸いでしたが、2日目は相手チームや大会本部にたいへん迷惑をかけることになってしまいました。
 一方、大会そのもの、とくに招待チーム(明善はともかくとして)の質という点では、主催チームにかなりの配慮が感じられ、なかなか勉強になる試合でした。ゲームの合間のウォーミング・アップ、指導者のコーチング、そしてチームとしての戦い方に至るまで、多くのチームが個々の選手の技術に重きをおいていて、へんなチーム戦術で個をつぶすような、フィジカルだけで圧倒させるようなサッカーをしているチームはほとんどありません。「県外チームに学ぼう」という意識をもって参加した明善にとっては、じつに意義のある大会だったと思います。

 1日目の晩に開かれた懇親会では、他チームのコーチや保護者の皆さんと親しくお話させていただく機会がありました。そこでは、「地元開催の大会のなかには義理で参加しているものもあり、ほんとうに子どもたちの身の丈にあったマッチ・メイクをしてあげることができない。」といった意味の会話が交わされました。確かに、そういう一面は否定できません。
 「義理」はおとなたちが作っているだけで、子どもたちには関わり合いの少ない世界です。「義理」によって、ほんらいの育成の目的が阻害されるようでは、なんのための少年サッカーかということになりかねません。
 わたしたちは大会主催者の意図、「義理」の意味、そしてそれが子どもたちに与える影響も考えながら、つねに、子供たちにとって楽しいサッカーとはなにかを追及していく姿勢がたいせつなのだと思います。

 

vol.305 平成20年2月10日(月) それぞれの目標 

 2週つづきの雪降りに、いささかうんざりさせられていますが、明善サッカーの団員たちは、きょうも元気に練習会場へ姿を見せてくれました・・・・。
 しかし、5年生の数が少ない。
 先週は、雨降りの寒いグランドで2試合を行って、雪国松本へ帰ってきたのですが、月曜日には元気に登校できたのでしょうか。週末の社会体育が活発なのはいいけれど、月曜日に欠席する児童が目立つので、児童の健康面にも配慮をして欲しいとの要望が、学校からスポ少に届いたそうで、わたしもその点を心配していました。さいわいに(コウキのお父さんにうかがったのですが、)遠征の翌日はみな元気に登校してくれたようですが、きょうの欠席者はやはり先週の疲れが出たというところでしょうか。

 ところで、本日10人分の遠征感想文が届きました。帰りのバスの中で「次の練習日までに」と赤羽コーチに言われていたことを、きちんと実行できた団員に、まずは「よくやったね!」と言ってあげたいと思います。他の団員も、たぶん、きょう届けるはずだったけど、具合が悪かったんだろうと思います。期待して待っています。
 さて、その感想文をひとめ見て、「みんな、ていねいに書いているなあ」と感心しました。なぐり書きした作文がひとつもない。美しいわけではないけれど、きちんとした字で一生懸命書いている、という印象をもちました。すばらしいことです。
 内容を読み進めていくうちに、今回の遠征について、一人ひとりがそれぞれ自分のテーマをもって参加してくれていたことに気がつき、さらに感動しました。なんどもふれているように、今回の遠征の目標は「チームワークをつくろう」でした。その目標を達成するため、自分の身の丈にあったテーマを決めて取り組み、それについて自分なりの評価をしてみる。これは、とても大切なことです。少なくともわたしは団員に対して「自分のテーマを決めなさい」とは言ってありません。赤羽コーチや市川コーチはどうだったのかな。おそらく、5年生の一人ひとりが、自分で判断したことなのでしょう。
 こうしたことができたこと、あるいはできるような機会になったこと、これも今回の遠征の収穫のひとつだと思います。

 それぞれの感想文には、それぞれの個性がにじみ出ていて、とても微笑ましい内容でした。個々の内容に深入りしてしまうと、文集にしたときの楽しみが半減してしまうので止めておきますが、次回は遠征や大会をめぐってのあれこれについてもう少しコラムしてみたいと思います。

 

vol.304 平成20年2月3日(日) 人のこころの温かさ(でも、グラウンドは寒かった!) 

 2日間の愛知県遠征を終えて、無事に雪国!へもどってきました。同じグラウンドでサッカーをしていた仲間たちには、おそらく想像もできないでしょう。右の写真が、節分の日の午後7時現在、わが家の庭先のようすです。とにかくこの冬一番の大雪、積雪30cmです。天の神さまは、今回も、明善サッカーに強烈な思い出を残してくれました。

 遠征では、主催者の南粕谷JSCさん、旭FCさんはもとより、同宿の湖東FCさん、会場のテントでお隣だったTAHARAさん、そして対戦相手のすべてのチームにたいへんお世話になりました。ありがとうございました。さらに、ごらんのような状態のため、交通事情を考えて一足早く会場を去ることになってしまいましたが、大会本部ならびに第3試合の旭FCさんにご理解をいただきました。重ねて厚くお礼申し上げます。

 さて、5年生にとっては初めての県外遠征となりましたが、楽しかったかな? 仲間とふれあい、絆を深め、「チームワークをつくること」をめざした成果を出すことができたでしょうか?
 前回の遠征では、みんなの作文を読む前に、ひらりんの感想をいろいろと書き綴ってみましたが、今回は、まず、みんなの言葉を聞いてからにしようと思います。
 ひとつ、とてもうれしかったことを報告しておきましょう。それは、行きのバスのなかのシュンタ。2日目の朝はシズマ。そして、帰りのバスではカイ。それぞれ、ちょっと体調が悪かった仲間を、やや荒削りながら、今の5年生なりに気づかいを見せていました。つらいとき、困っているときは、仲間が見せてくれるほんの少しの心くばりが、とてもうれしいものです。とても、たいせつなことです。いや、それが仲間っていうもんですよね。それは、サッカーをやっている時ばかりではありません。今回の遠征では、そんな面を垣間見ることができただけでも◎だったと思います。

 最後に赤羽コーチ、市川コーチ。お疲れさまでした。そして、上条さん、小山さん、丸山さん。ありがとうございました。みなさんのおかげで、いろいろな方がたの温かさにふれ合うことができました。

 

 

このページは2008年03月25日に更新しました。 [PR]

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