Matsumoto City Meizen Junior Soccer Club since1985 

 

vol.442 平成24年4月22日(日)  合宿の目標は「●●を高める」です。 

 2012年度の団員各自の目標と保護者役員の皆さんの抱負が出てきました。団員の目標をみると、今年もリフティングの回数を具体的に書いている子がたくさんいます。また、ゲームでシュートを決めたいという積極的な目標を掲げている子も、あいかわらず目立ちます。一方で、仲間と仲良く、楽しくサッカーをやりたいという微笑ましい目標を設けている子もいます。わたしたちコーチ陣も、こうした団員の目標をリスペクトして、しっかりとサポートしなくてはなりません。
 今度の週末は、いよいよ今年度の強化合宿です。そこで、今年の目標は「高める」(あるいは「深める」としてもいいでしょう)としてみようと思います。明善サッカーではここのところ、「きずな」や「リスペクト」、「コミュニケーション」といった、人と人との関係に特化した目標設定が続きました。今年の目標「高める」あるいは「深める」には目的語がありません。団員も保護者の皆さんも、それぞれが、自分にあった目的を見つけてもらえばと思います。
 たとえば、「リフティングのテクニックを高める」でもよし、「シュート力を高める」でもいい。また、「きずなを深める」でも「あいさつをする意識を高める」でもいい。とにかく、それぞれが2日間の合宿を終えて、今いる位置から少しでも自分の目指す何かを高められれば、深められればOKです。合宿のはじめに、自分が何を高めようとしているか確認してみたいと思います。そして、合宿のおわりには、その成果を聞いてみようと思います。ぜひ、全員でチャレンジしてみてください。

 ところで、きょうの中電夢気球杯。本部で2試合半観戦させてもらいましたが、あるゲーム中にとても残念なサイドコーチ(?)がありました。あるチームの選手がボールを外に出した。すかさず、ピッチサイドにいた相手チームの大人(コーチなのか、保護者なのかはわかりませんが、その方はレフェリーをするため本部の横に待機していた人でした・・・・)が、「(審判にマイ・ボールと)アピールしろ」と自分のチームの選手に声をかけていたんです。
 次のゲームでは、ご本人がレフェリーをするんだと思いますが、レフェリーとして判定しようとする時に、選手にアピールされて気持ちのいいものでしょうか?
 明善の団員の中にも、まだ、こうしたクセが治らない子がいますが、わたしたちコーチ陣はゲーム中のレフェリーに対するアピールプレーは慎むよう指導しています。それは、ボールがどっちのチームのものであるかを訴えることよりも、ジュニア世代のサッカーでは「リスペクト」の意識をもたせることの方が大切であると考えるからです。
 審判服の袖に付けているリスペクトのワッペンは飾りではありません。ぜひ、周囲の大人たちも子供たちの発達と成長をうながす声掛けを心がけてもらいたいと思います。

 

vol.441 平成24年4月18日(水)  コーチングその2 

 先週に引き続き、今週はU−12と11がリーグ戦、U−10がフレンドリーと、各会場に分かれてゲームをおこないました。各学年とも、チームのようすに応じて、いろいろなコーチングの風景をみることができました。なかでもU−12では少しユニークな試みがあったので紹介してみます。

 まずゲーム前のミーティング。ここでは通常、その日の目安が伝えられます。U−12では、イチカワ・コーチが先週の開校式戦のレポートを用意し、全員に読ませていました(内容はU−12レポートに掲載したものです)。そこで、コーチの感想と、選手たちに求めることを文字を通じて伝えます。選手たちは、他に気をとられることなく、一生懸命読んで理解しようとしていました。ところどころむずかしい言葉があったので、そこは、かみ砕いて補足説明があれば・・と思いましたが、子どもたちにコーチの意図を伝えるには、とても、有効な手段だと思いました。
 U−12ではゲーム中のハーフタイムに選手同士の会話の時間を用意していました。コーチたちは選手にプレー中のコミュニケーションを求めていますが、なかなか実践はむずかしいものです。そこでハーフタイムにお互いのプレーについて意図を伝えあうことはとても大切ですね。
 U−11では、サトウ・コーチが地面に絵を描いて小石を使いながら選手の動きを伝えていました。マグネットボードを使って説明できればカッコいいのですが、カッコなんて二の次です。言葉で伝えにくい場面では、こうした工夫が役に立ちます。
 そして、U−10ではゲームの合間にコーチがデモンストレーションをして、相手とボールのあいだに体を入れる動きやトラップの仕方を伝えていました。まだまだ基礎力が足りないジュニア世代では、実際の動き方を見せて覚えこませることがとても大事になります。

 さて、こうしたコーチングに対して選手はどのような反応を見せていたかが問題です。

 ひらりんはU−12の選手たちに、プレー中のサイドコーチに対しては、余裕があったら手を上げて応えてみたらどうかと提案させてもらいました。もちろん声を出して応えてもらってもOKです。また、U−11の選手たちには、顔を上げてコーチを見ながら話しを聞くこと。コーチングに対して、わかったとか、わからないとかの意思表示が大切だと、やや厳しく伝えました。
 ようは、ベンチと選手との間にもコミュニケーションが必要だということを指摘させてもらったわけです。トレーニングの段階から実践していきたいものです。

 

vol.440 平成24年4月8日(日)  コーチング 

 週末の日曜日としては久しぶりの快晴。風はそれほど強くもなく、絶好のサッカー日和となりました。清水中学でおこなわれたU-12の松本市サッカースポーツ少年団連合会開校式トーナメント、山辺グラウンドでのU−10の松本東主催岩波杯も、松本東明善合同チームとして素晴らしいスタートを切りました。どちらのチームも優勝しないところが、奥ゆかしい。というか、それなりに一生懸命戦い抜いたゲームだったとは思いますが、それなりに、ウィークポイントも明らかになったかな、といった印象をもちました。シーズンは始まったばかり、これから、それぞれのコーチの指導を受けてどれだけ成長していくのか、とても楽しみになりました。

 そこで、コーチングです。
 コーチが選手に対しておこなう指導する場面は、大きく、3つくらいに分かれるのかなと思います。ひとつめは、プレーをさせながらサイドから声をかけるコーチングです。ゲーム中よく聞こえるコーチからの声がけがこれです。2番目はプレーをいったん止めて、問題のあったプレーヤーに声をかけ、再びプレーをさせる指導方法です。練習中によく見られる光景です。そして最後は全体の動きを止めて、全員にきちんと説明する指導です。ゲームや練習の合間におこなうミーティングがこれです。
 コーチは、必要な場面を選択し、プレーヤーに対して一番効果的な指導をおこなっています。つまり、その事象が個にかかわるものなのか、全体に関係するものか、すぐに対応しなければならない事柄なのか、じっくりと解説するべきものなのかを使い分けるということです。例えば、個にかかわる問題点を、他のプレーヤーやサポーターの前で大声で指摘すると、なかには萎縮してチャレンジしなくなる子ができてしまいます。逆に、いいプレーを全体にわかるように誉めてあげれば、プレーヤーは張り切ります。また、チームの連携にかかわる点を指摘する場合(サイド攻撃を徹底させようという場合)は、全体にその約束事を気づかせる必要があります。
 なかなか、その使い分けがむずかしいところですが、さて、コーチのみなさん、きょうの自分のコーチングは何点くらいだったでしょうか?

 シーズン開幕の久しぶりのゲームとあって、きょうは、U−12もU−10も、ベンチは結構ヒートアップしていたように見えました(とくに第1試合は・・・)。どこの場面で感じたか?ですか・・・。それは内緒です。コーチたちには、あとで、ひっそりと話をしてみたいと思います(笑)。

 

vol.439 平成24年4月1日(日)  新しいシーズン 

さあ、2012年のスタートです。

と、意気込んで朝早く明善中学校のグラウンドへ足を運んだのはいいけれど・・・。集まった団員は、わずかに13人。新しいシーズンの始まりにしては、ちょっと肩透かしを食った感じはいなめません。寒風吹きすさぶグラウンドは、ただただ広く、肌寒く感じました。
それでも、新しく入団したソウタとリョウガが、新4年生に混じって相場コーチと練習に取り組んでくれたし、卒団生やケイタくんも元気な姿を見せてくれたし。とにかく、今年度も、元気で明るい明善サッカーで楽しんじゃいましょう。

先日の信濃毎日新聞で、松本山雅の反町監督が「リスペクト」という英単語の頭文字をとって、サッカー選手に必要な要素を並べていました。それは、

 ●責 任 = Respomsibility
 ●努 力 = Endeavor
 ●戦 う  = Struggle
 ●向上心 = Progress
 ●楽しむ = Enjoy
 ●意思疎通= Communication
 ●考えること= Thinking

だそうです。なるほど、うまいことを言うもんだなあ、と感心しました。

小学生のみんなたちは、最初からすべてを満足させていこうと考える必要はないかもしれません。
まずは「楽しむ」こと。そして「向上心」をもって「努力」すること。仲間と「コミュニケーション」をはかること。そのためには自分のすることに「責任」をもち、相手の立場に立って「考えること」。だんだんと、ひとつずつ階段をのぼりながら、やがて「戦える」選手に育ってくれればと願います。

小規模といえども「明善サッカー」は今年も明るく、仲良く、元気よく、楽しい仲間づくりをめざしていきましょう。

 

vol.438 平成24年3月11日(日)  「絆」って、なんだろう 

あれから一年が経ちました。

昨年3月11日―先輩たちの卒団式のちょうど3日前―日本は未曾有の大災害に見舞われました。地震,津波,そして原発・・・。
多くの方々が,愛しい家族との突然の別れを告げられ,住み慣れた土地を離れ,肉体的にも精神的にも大きなキズを負うことになりました。今なお,離れ離れになっている御家族や,仮設住宅で不自由な暮らしを余儀なくされている方が大勢います。街や田んぼ,豊かな漁場の復興はようやく緒についたばかりで,これからが正念場です。
「東日本大震災」は,東北や北関東に暮らす方々ばかりでなく,日本全体,いや世界をも巻き込んで,防災や環境,地方自治,就業,先端技術,情報管理などなど,いろいろなことを考えさせられる出来事でした。なかでも,人と人との結びつきー絆―の大切さについて,改めて考える機会となりました。

今期,明善サッカースポーツ少年団春季合宿のテーマは「絆」でした。
「東日本大震災」以後,私がホームページで連載した「今こそリスペクト=大切に思う気持ち」では,「人の痛みを感ずることのできる心」を持ち,お互い共有し合える仲間になろうと呼びかけてきました。
2日間の合宿を終えて,すべての団員が「きずなってなに?」という問いかけに答えてくれました。「心を通じ合うこと」「助け合うこと」「力を合わせて取り組むこと」・・・。さまざまな感想を持ってくれたようです。
そして,飛騨高山での合同遠征をはじめ,年間を通じた松本東との交流を通じて,明善サッカーは合宿を通じて培った「絆」を,ある意味体現してきたつもりです。

しかし,です。
タウンカップ後のおよそ2か月余り,私はスポーツ少年団という組織のあり方に迷いが生じ,一時期,「コーチのこらむ」を休刊していました。明善サッカーの「絆」について,私自身が考えを整理する必要を感じたためです。
「絆」とは,単純に助け合えばいいというだけでは足りないのではないか。人の痛みを感じているだけでは駄目なのじゃあないか。という自省です。
確かな「絆」とは,主体的な行動から生まれる。このことに気づかせてくれたのは,ほかならぬ,明善サッカーの保護者の皆さんやトップ・ストーンの高橋コーチです。人に頼るのではなく,まず自らが動くことで周囲を動かし,足りないものを補いあっていく。そこにこそ,ほんとうの「絆」が結ばれるのだろうと,今は思っています。

 

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このページは2012年04月22日に更新しました。 [PR]カードローン比較 オリンピック 転職支援 ヒートテック 動画